駱駝騎兵


K○EIのチンギス=ハーンを題材にしたゲームに出てくる「駱駝騎兵」。「蒙古騎兵」や「武士」を手に入れると貧弱そうに見える「駱駝騎兵」は使うことがなかったのですが、Wikipediaの記事によると思いのほか有用性が高かったことが分かります。

駱駝騎兵(らくだきへい)とは、騎兵の一種。通常の騎兵が馬に騎乗して戦闘を行うのに対して、ラクダ(駱駝)に騎乗して戦う点が特徴的である。

駱駝騎兵の長所としては、他の騎兵の長所に付け加えて、まずなんと言っても灼熱の砂漠における移動が速やか、かつ安全に行える点がある。次に駱駝の体臭を馬や象は苦手とするために敵の騎兵や戦象が混乱するという点もある(ただし、味方の騎兵や戦象の混乱を抑えるために厩舎を駱駝と隣同士にしておく必要がある)。また駱駝の背は馬よりもかなり高いためにその分、高い位置から攻撃を行えるという点がある。そのため細長い剣や槍が使用された。他にも駱駝は馬に比べてより重い重量の荷物に耐えられるため、二人乗りや物資の輸送も同時に行えるという点も長所である。

短所としては小回りが利かない上に、駱駝は比較的気性が荒い動物なので熟練した者でないと操れないという点、背が高いが故に一度駱駝から降りると再び騎乗することが困難なために竜騎兵のような運用が難しい点、乾燥地以外ではあまり役に立たない点などがある。

戦国史の現状のシステムでは「歩兵」、「騎兵」、「鉄砲」の3種類しかありませんが、もしシナリオ側で兵科をカスタマイズできれば面白いことになるんじゃないでしょうか。例えば「駱駝騎兵」は砂漠地帯では驚異的な強さを誇り、イスラム圏の武将が率いると攻撃力が増大するなんてことが仮に出来たら、シナリオの幅が広がりそうです。