奥州藤原家攻略

シナリオは作成が主でプレーすることはほとんど無かったりします。強いはずのモンゴル族アイユーブ朝でも詰まってしまうので。ですからプレーヤーの方のプレー報告はシナリオのバランスを取る上で非常に参考になります。戦国史同盟の掲示板に奥州藤原家の攻略方法が書いてありましたので、紹介します。

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初期石高の差が大きすぎるので、結局は北上して大陸の相当奥まで獲得しないと、真正面からは戦えません。ただし、単に現在の領地を奪われるのを良しとせず、防衛しながら北上もしたいということでしたら、方法はないわけではありません。

1つは鎌倉幕府と同盟した勢力(南宋など)に従属する方法です。ただしこの方法だと、北上中に相手が南宋と同盟/従属/臣従するなどで進めなくなる恐れがあります。

もう1つはひたすら篭城で粘る方法です。かなり神経を使いますが、以下に初めのうちの流れを説明するので、挑戦してみてください。

まず最初のターンで、白河関の城規模を5、兵糧を最大の25000にします。守備兵は増やさず、徴兵は衣川より南側の武将に与えます。戦略フェイズで樋爪俊衡あたりを白河関に入れて、他の武将は陸奥に集めます。出陣フェイズで、野戦で勝てるぎりぎりの兵を出羽に出陣させます。要するにいわゆる「釣り出し」を行うわけです。

その後は、戦略フェイズで兵を退き、直後の出陣フェイズで兵数を調整して、ひたすら出羽に釣り出しを仕掛けます。徴募した兵は衣川より南側の武将に分散して与えておきます。

出羽の守備兵が少なくなってきたら、兵を与えた武将たちは陸奥ではなく平泉に集めておきましょう。強襲で落ちる恐れがあると判断すると、COMは越後から出羽に出陣してくるので。

ひたすら釣り出しを繰り返して、守備兵が10になったら、その次のターンでは騎馬10、歩兵0の武将のみで出陣します。COMは野戦に出た後すぐ退却して兵数0になるので、強襲すれば陥落します。

戦国史」をプレーする際に「釣りだし」という戦法が効果的らしいのですが、やり方がいまいち分かっていません。野戦で勝てるギリギリの兵力をどのように計算するのかが分かりません。

出羽が陥落した後がポイントです。城規模を3にし、兵糧を15000入れますが、守備兵は1500雇えません。少ない兵だと強襲ですぐ落とされてしまいます。ここで兵を貯めておいた武将たちを出羽に入れるわけです。

その後は、強襲を食らわないぎりぎりの線で兵数を維持しながら出羽と白河関の両方で篭城します。兵糧が乏しくなってきたら、武将を退却させたり、野戦に応じてすぐ退くなどして少しずつ兵数を減らし、1ターンでも多く粘れるように頑張りましょう。もし大雪でCOMが撤退したら、また城を整えて粘ります。ただし、ある程度経っていると、次の攻めではCOMが数万の兵で強襲をかけてくるので、兵数の調整が難しくなります。

このようにして粘りながら、後は衣川と松前を釣り出しで落とし、北を目指しましょう。源義経を家臣にできたら、出羽の兵を追い払い、さらに越後を兵糧攻めできるかもしれません。包囲の場合も戦略フェイズで一旦兵を退きます。

やはり国力をつけるために北を目指すのが得策のようです。私など鎌倉政権と真正面からぶつかって揉み潰されてました。その方が史実っぽいと言えば史実っぽいのですが。

鎌倉幕府が高麗か南宋と接するまで粘れればなんとかなりますよ。接点ができたときにどちらかに従属して、幕府軍倭寇琉球を攻めだしたら独立し東日本制圧を目指します。(このとき義経と渡党が従属中であれば破棄してから高麗か南宋に従属)

外交関係を駆使して鎌倉政権を侵食するという方法もあるようですね。ところで、戦国史のシステムでは遠方の大国に臣従・従属して滅亡した際にその家臣を吸収することが出来るそうです。それって余り現実的ではないですよね。裏技というか。出来れば臣従・従属することにもっとダメージを与える措置をして欲しいと考えてます。宗主国に毎ターン貢納しなければいけないなんてどうでしょうか。

最近「戦国史」本体の更新がゆっくりになっているので、そろそろ大きな改善が行われて欲しいなあと思います。