「最後のオスマン帝国人」

13世紀に勃興したオスマン=トルコの末裔がなくなったそうです。

[イスタンブール 26日 ロイター] トルコのイスタンブールで26日、1922年までオスマン帝国の王家だったオスマン家の家長、エルトゥールル・オスマン氏の葬儀が営まれた。

 オスマン氏は23日にイスタンブールの病院で腎不全のため死去。97歳だった。祖父はオスマン帝国最後の皇帝、アブデュルメジト2世で、国内メディアは同氏を「最後のオスマン帝国人」と称していた。

 同氏は1920年代に国外退去命令を受けて1992年に恩赦を受けるまで米国などで亡命生活をしていたが、葬儀にはトルコ政府閣僚も参加した。 

 葬儀が営まれたブルーモスクの中庭には同氏の死を悼む数百人が集まり、トルコ国旗が掛けられた棺の前に列を作った。

トルコ革命で国外追放になっもののいろいろあったのでしょうが、王都イスタンブールで死を迎えられたのはある意味幸せなのかもしれません。