アラゴン王国人物追加
M.ジンマーマンとM.=C.ジンマーマンの『カタルーニャの歴史と文化』を図書館で借りてきて読んでます。イベリア半島のアラゴン王国の歴史について詳細に書かれていますね。
早速、アラゴン王国の人物たちを入力しました。先日見つけたアラゴンの傭兵部隊「アルムガバルス」も載ってました。アラゴン王国の戦闘能力が上がりますね。レコンキスタの尖兵として活躍できるかもしれません。それからラモン=リュイは入力していたような気がしていたのですが、手落ちでした。
南仏・イベリア半島は詩人の宝庫ですね。戦闘力も政治力も低いのでゲームでは活躍できそうにはないですけど。もし将来、「アイテム」が搭載されたら詩人たちの作品をコレクションして悦に入るプレーなんかも出来そうです。
- ルジェ=ダ=フロー:アラゴン傭兵「アルムガバルス」の首領。トルコに脅かされていたビザンツ皇帝アンドロニコス2世に雇われることになったが、1305年、その野心に不安を持ったビザンツ皇帝に暗殺される。これによって「カタルーニャの復讐」と呼ばれる報復戦が帝国内で展開されることになる。傭兵部隊はトラスを戦火と流血の場と化し、マケドニアとアトスの諸修道院を略奪(1308年)。さらに、中央ギリシアのフランクの領土の一部や、テーベ、アテネを占領。そして一時はそこにアテネ公国、ネオパトリア公国を樹立した。
- ギュリム=ダ=バルガ:大変好戦的なカタルーニャの貴族で、ウルジェイ司教ポンス=ダ=マタプラナやペラ=デ=ベルガといった敵を、才気溢れる風刺詩で叩きのめした。ビックの鐘楼、ウルジェイ、タラゴナ-彼はその詩の中で、終始楽しげにカタルーニャの地名を挙げている。
- ラモン=ビダル=ダ=バサルー:滑稽詩『カスティアー・ジロス』の作者として知られる。また、『詩の理』という詩論も著し、厳格な詩作法を説いた。
- ラモン=リュイ:マリョルカ島に生まれた。バルセロナの貴族の子で、30歳までは洗練された貴族として、快楽を追求する生活を送っていた。その後、磔刑のキリストの幻影が数回にわたり彼の目前に現れた。それを機に、彼は妻子を捨てて、内面の豊かさを求めて瞑想生活に入った。まずラテン語とアラビア語を学び、神学と哲学の知識を深めた。文筆と異教徒への布教活動に身を捧げた。
- アルナウ=ダ=ビラノバ:バレンシアの、おそらくはユダヤ人の家庭に生まれたアルナウは、アラブの言語と文化に強く惹かれていた。ラテン語もヘブライ語も完全にマスターしていた。医者としても一流で、ペドロ大王、教皇ボニファティウス8世、ベネディクトゥス11世、クレメンス5世に仕えた。
- 作者: M.ジンマーマン,M.=C.ジンマーマン,Michel Zimmermann,Marie‐Claire Zimmermann,田澤耕
- 出版社/メーカー: 白水社
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