ペルシャ湾と紅海沿岸部

12世紀末のアラビア半島は、イエメンにアイユーブ朝が勢力を伸ばしてましたが、ペルシャ湾岸や紅海沿岸部はどのような勢力がいたのか良く分かりませんでした。某所で聞いてきたら以下のような回答をいただきました。やはり専門家って凄いですね。

基本的には都市国家ペルシャ湾ではキーシュ島と旧ホルムズ(ホルムズ島ではなく、すぐ北のイラン海岸にあった)、紅海アフリカ側にはゼイラ、スワーキン、アイザーブ等。これらはセルジューク朝など内陸の有力国家に臣従していた。キーシュなどはベンガル地方にまで艦隊を派遣したそうだが、その度の過ぎた行為により12世紀頃にはペルシャ湾に商船が寄り付かなくなりその勢力は衰えたらしい。

ホルムズ、ゼイラ、スワーキン、アイザーブ、キーシュなどの都市国家をそれぞれ勢力として設けることを考えてます。