バーミヤン渓谷の文化的景観と考古遺跡群

アジアの世界遺産の2つ目として、やはりアフガニスタンの「バーミヤン渓谷の文化的景観と考古遺跡群」を取り上げます。人気blogランキングへそういえばモンゴル帝国によるバーミヤン破壊イベントも作らないといけないですね。Wikipediaの記事によれば、

バーミヤン渓谷は古代以来の都市であるバーミヤーンバーミヤン)の町を中心とするヒンドゥークシュ山脈山中の渓谷地帯で、標高2500mほどの高地に位置する。

古代から存続する都市バーミヤーンの近郊には、1世紀からバクトリアによって石窟仏教寺院が開削され始めた。石窟の数は1000以上にものぼり、グレコバクトリア様式の流れを汲む仏教美術の優れた遺産である。

5世紀から6世紀頃には高さ55m(西大仏)と38m(東大仏)の2体の大仏をはじめとする多くの巨大な仏像が彫られ、石窟内にはグプタ朝のインド美術やサーサーン朝のペルシア美術の影響を受けた壁画が描かれた。バーミヤーン仏教文化は繁栄をきわめ、630年に唐の仏僧玄奘がこの地を訪れたときにも依然として大仏は美しく装飾されて金色に光り輝き、僧院には数千人の僧が居住していたという。

その後、ムスリムイスラム教徒)勢力がこの地にも及ぶようになり、次第に仏教徒の共同体は消滅していった。11世紀初頭にこの地を征服したガズナ朝のマフムードによって石窟寺院遺跡が略奪を受けたとも言われる。大仏も装飾が剥がれ、顔面部が崩落するなど長年にわたる放置のために大きな被害を受けたが破壊はまぬがれ、偶像崇拝を否定するイスラムの時代を通じても依然として多くの壁画が残されていた。

イベントとしては、仏教国がバーミヤンを占拠すると国力がアップし、イスラム国家が占拠するとバーミヤンの遺跡が破壊され街経済が低下するということができれば良いのですが、やはり宗教によって占拠勢力を識別するのが困難です。

そして、始めからバーミヤン保有しているゴール朝に何らかのメリットを持たせられないでしょうか。世界中に散らばる重要拠点を保持することによって金銭的なり非金銭的なメリットを持たせられれば、無機質な都市の並びに優先順位がつけられて戦略の幅が広がるのではないかと考えてます。何か良い表現方法がないか考えてみます。

皆さんの中で良いアイデアがおありでしたら書き込みお願いします。

**追記**
いろいろ考えたのですが、バーミヤン近郊で仏教国といったらクチュルクによる簒奪後の西遼ですね。そこでクチュルクが西遼の当主でバーミヤンを占領すると以下のメッセージとともにバーミヤンの復興がなされ国力が上昇するというイベントにしてみました。条件がかなり厳しいのと解釈がかなり無理があるのは承知しているのですが、他に良いアイデアが浮かびません。

西遼はバーミヤンを占領し、「バーミヤン渓谷の文化的景観と考古遺跡群」を発見し、仏教遺跡を復興しました。

・バーミヤンの城最大レベルが1増えました。
・バーミヤンの石高が2000増えました。
・バーミヤンの街経済が200増えました。