国宝級「中尊寺経」一部 左京・檀王法林寺の経典2巻

京都市左京区の檀王法林寺に伝わる経典「集諸経礼懺儀(じゅうしょきょうらいさんぎ)」(上下2巻)が、平安時代後期に奥州藤原氏が作らせた経典「中尊寺一切経(いっさいきょう)」の一部であることが22日までに、仏教研究者らの調査で分かった。紺色の紙に金銀の文字で経を書いた珍しい形式で、専門家は「奥州藤原氏の権勢がうかがえる」としている。

(ソース)京都新聞