奥州総奉行
鎌倉幕府が東北地域を統治するために設置した「奥州総奉行」について調べてみました。1189年に奥州藤原氏を滅ぼした後、葛西清重を奥州総奉行に任じています。しかし、その後総奉行職がどのように継承されていったのかが分かりません。葛西家の世襲なのでしょうか?とりあえず、葛西家の系図を調べてみたのですが、諸説あるみたいです。そのいくつかのうちの一つ、『尊卑分脈』に基づいて書いてみました。清宗まで入力済みです。
葛西清光 ┣豊島有経 ┗葛西清重 ┣時清 ┣清親 ┃ ┣清時 ┃ ┃ ┗清経 ┃ ┃ ┗清宗 ┃ ┗光清 ┣江刺朝清 ┗黒沢時重
それから奥州総奉行を設置するときに統治については葛西清重が担当していましたが、訴訟担当として伊沢家景の名前も見つけました。1206年以降のシナリオで「奥州総奉行」を勢力として登場させるときに重要な内政要因として働いてくれるでしょう。