ボゴミル派


東方正教会内の異端ボゴミル派は、10世紀中ごろから14世紀末までブルガリアを中心に信仰されたキリスト教の宗派の一つです。10世紀中頃に、ブルガリア司祭のボゴミルにより開始され、ブルガリアにおいては東ローマ帝国への抵抗運動と結びつき、一部の地域では正統派をしのぐ勢いをもっていました。さらにフランスのカタリ派(アルビジョワ派)に影響を与えたとも考えられています。しかし、ハンガリー王イムレの討伐を受けています。

ボゴミル派の教義は独自の創造神話を説いている。神には、サタンとキリストという息子が二人いて、地上の世界はサタンが神に対抗するために作り上げた。人間の肉体もまたサタンが作り上げた。その後、サタンは人間が自分を神と崇拝するようにしむけた。これが、旧約聖書の神(エホバ)であるとしています。

シナリオ上ではパンノニアのクラヨーバに登場させました。初期状態ではブルガリア帝国とは不戦状態にしました。隣接するセルビア王国との外交関係が肝になりそうです。
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